導入事例

社内ブログで何が変わったか?導入の価値を検証[07/11/19]

株式会社CIJ主催 社内ブログ立ち上げを検討する企業のための
「社内ブログ活用研究会」第4回
日 時 2007年11月19日
主催 株式会社CIJ
司会・進行 株式会社ナレッジサイン 吉岡英幸
参加者 社内ブログを既に導入している企業、導入を検討している企業、およびブログ・システムを提供しているベンダー、関連書籍執筆者など、計10名
 株式会社CIJでは、社内ブログを既に活用されている企業、今後導入を検討している企業の方とともに、社内ブログによる情報共有のあり方を考える「社内ブログ活用研究会」を開催しております。第4回では「社内ブログ導入を実現するためにはどうすればよいか」という内容を中心に、議論をさらに深めていきました。
 スモールスタートから始める
 情報共有、社内活性化などの目的を達成するために、社内ブログの導入を目指すも、導入までには乗り越えなければならない課題も多い。まずは社内を説得する必要がある。とは言っても、「情報の共有」であれ、「社内のコミュニケーション活性化」であれ、導入の目的それ自体に反対する人はおそらくいない。ブログ導入に消極的な人は、ブログを導入する目的ではなく、その手段としての有効性について、どこか納得しきれていないのである。そもそもなぜブログなのか。ブログと、グループウェアなど他の手段との違いがわからない人も(特に年輩の社員には)多い。プロジェクト内の情報共有で社内ブログを試験的に導入した、あるIT企業の担当者は「掲示板とどこが違うのかと問われ、上手く説明することができなかった。機能的な違いは説明できても、ブログ特有のよさを伝えるのが難しい」と言う。ブログのよさを理解してもらうために、実際にブログを使ってもらうという方法がある。部署やプロジェクトなどの限定した範囲でスモールスタートを切ることから始め、そこで出た効果を元に、導入先を拡大していくアプローチだ。ただ、そのためには最初の小規模導入時に、ある程度の効果を出さなければならない。ブログ導入の効果が出やすく、また、見えやすいところから導入していくのが得策だ。この場合、「オフィスが離れていたり、部署が異なる方とのコミュニケーションに使用した方が明確な効果が実感しやすい」という。

◆ 社内ブログでネガティブな発言のガス抜きをする
 導入する効果については理解していても、ブログでの誹謗中傷や、会社にとってのマイナス情報が出現するリスクを懸念している経営者も多い。ところが、実際には、ブログや掲示板での誹謗中傷は、書き手が誰かを特定できない場で行われることがほとんどだ。社内ブログであれば、匿名投稿が可能であったとしても、原理的にログを追跡できるようにさえしておけば、誹謗中傷は滅多に出ないという。誹謗中傷ではないが、会社にとってマイナスとなる情報については、社内ブログなどを用意することで、むしろ積極的に掬い上げていくべきだ。というのも、社内に表現できる場がなければ、ミクシィや2ちゃんねるなど、どこか他所のSNS、掲示板に書かれてしまうリスクが大きくなるからである。それであれば、社内ブログに書いてくれた方が、多少ネガティブであっても内容を管理・把握しやすいし、他の社員からの適切なフォローによる自浄作用も働く。結果として行き過ぎた表現も抑えられる傾向にあるようだ。研究会に参加したブログベンダーの話によれば、現在では、外部の掲示板に書かれないためのソリューションとして、社内ブログを提案することもあるという。
◆ 「使わせたい」人だけではなく「使いたい」人を増やす
 社内ブログ導入を実現させるためには、「ブログを導入すべき」と考えている人を増やすことも確かに重要である。が、それ以上に重要になるのが「ブログを使いたい」社員の人口を増やすことだ。全社員がブログの効果について納得していても、誰も書く人がいなければ、すべて絵に描いた餅で終わってしまう。経営陣を説得し、なんとか導入にまで漕ぎつけても、使いたい人がいなければ、その後の定着は難しいだろう。だが、もし現場から「使いたい」という声が多数あがっているのであれば、ブログという手段の有効性が予見されているわけだ。そもそもの目的に関しては異論がないのだから、決裁者としてもNOとは言いにくくなる。導入の効果について説くことで、トップを動かすのも方法の1つだが、「社内ブログを使いたい」「社内で自分を表現したい」という社員の声を元に、ボトムアップで決裁者を動かすという方法もあるだろう。
(文責:ナレッジサイン 森天都平)

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